確率的な世界

さて、この世界の至る所に存在しているのが「物質」です。

「この世界の全ては物質でできている」と言っても過言では無いでしょう。

で、あれば。

その「物質」を理解する事は、この世界の真理に近づく事であるとも言えます。

今回は量子力学の視点から、この世界の真理に近づいてみようと思います。

◎量子力学とは?

この世界に存在する「物質」。

その「物質」を細かく細かく分解したものを「量子」と呼びます。

そして、量子力学(ミクロ)の世界では、古典力学(マクロ、我々が普段目にするサイズの物質)とは全く異なる法則がある事が知られています。

よく知られている特徴としては、

・粒子と波の二重性

・量子の重ね合わせ

・量子もつれ

等があげられます。

細かい説明は、他の方に任せるとして(私は専門家ではありませんので)

もう少しだけ踏み込みます。

古典力学ですと、ボールはボールという形を保ってそこに存在している一つの物質という認識になりますが。

これが量子になりますと、観測した瞬間に位置が特定され、それまで量子の位置がわからないという、不思議な状態が起こります。

数字に置き換えます。

ボールの場合は「1」にあったら必ず「1」にありますが。

量子の世界では「1~100」のどれかという幅が存在し、観測した時に初めて位置が「55にある」というように決まります。

この「幅がある」という状態がいわゆる「波」の状態で「55にある」と特定できた状態が「粒」の状態になります。

そして、その位置というのは、確率的にしか、把握する事ができないのです。

逆に言うと、確率的には求める事ができ、そこには偏りがある、と言えます。

今回注目するのは、この「確率」「偏り」という部分です。

この世界は物質でできており、その最小単位が「量子」であるならば。

実は、この世界は「確率的な世界である」という事なのです。

私は初めに「論理的な世界」という記事を書きました。

そして、その中で「結果が決まっている」と言ってきましたが。

超厳密に言うなら、実は結果は決まっていないんですよね。笑

これは、矛盾しているように見えますが、実はそうではありません。

端的に言うのであれば。

「確率的な世界」による超膨大な試行回数の果てに出来上がるのが「論理的な世界」という事です。

真のランダムは存在しない」という記事の中で「確率は収束するというルールが存在している」とお話ししました。

そして、試行回数が増えれば増えるほど、確率は安定していきます。

ピンポン玉に含まれる原子の数は。

およそ、ピンポン玉と地球の比率という、膨大な量の数になります。

全くもってイメージが追いつかないぐらいの試行回数、です。

これはもう、確率などという曖昧なものではありません。

100%そうなると言い切ってもよい確率、正確性(99.9999999999999999999999999999999999999999999999999…%と、どこまで9が続くのかわからないぐらいの天文学的確率)で、偏りまで、再現される事になります。

故に、100%と言い切っても何の差し支えもない、という事なのです。

逆に言います。

この世界が論理的に保たれている、という事は。

確率とは、そこまで絶対的に収束するようにできている、という事になります。

言い換えます。

「収束」こそが、この世界の「論理」の正体なのです。

…故に「確率」「平均」「収束」というものの見方こそが、大切です。

特に試行回数が少ないうちは、人は都合の良いように捉えてしまいがちですが。

それを一つの事実として受け止めつつも、その先に潜む「確率」「平均」「収束」を冷静に見つめてください。

そうする事により、この世界をより上手く生きていく事ができます。

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